(資料)英日翻訳コンテスト 第294回


□ 構造式1:according to +O, S+V
 ⇒ 展開式1:adv-phr, S+V (副詞語句)
 ⇒ 展開式2:S1+V1(vt) that S2+V2 (間接話法)
 ⇒ 展開式3:S1+V1(vi), “S2+V2” (直接話法)

□ 構造式2: S+V, according to +O (副詞語句)
 ⇒ 展開式:“S2+V2”, V1(vi)+S1, (直接話法)


according to語句は知っての通り、その構造的機能は展開式1のように副詞語句であり、文頭にあっても文末にあっても主要構造物の本動詞に接続する働きをしています。

その意味で、主要構造物に対する付加的構造物ということになるのです。

ところが、この語句の働きを機能論から捉えると展開式2のようになるのです。どういうことかというと、according to語句は上記したように主要構造物の本動詞を構造的機能から接続しているのですが、実はそれによって本動詞そのものの意味内容を限定・特定する働きというよりもむしろ本動詞の構造的機能によって形成された節そのもの(主要構造物)を引き出す働きをしているのです。

それを示しているのが、展開式2です。見てわかるように、「according to語句=S1+V1」の関数が成り立つのです。そこで重要なことは、筆者の主張である「S2+V2」を構造的に導くための「文頭の導入表現法」の一つになっているということです。

この展開式2は、展開式3の直接話法に対する間接話法の構造です。つまり、展開式2の文頭の主節は、直後のthat節を導くための表現法ということになります。

従って、この文頭の主節は、構造式3のように文末にあっても同じ働きをしているのです。

では、従属接続詞thatはどのような働きをしているのか?ということになりますが、展開式3を見るとわかるように、文頭の伝達節と引用符内の被伝達文をつないでいるという点で「接続詞」であるといえるのですが、自らが抱える従属節を「名詞化」することが主要な働きなのです。

これまで述べたように、文頭の節はあくまでもthat節内の従属節を導くためのものであるから、私が提唱する「文頭システムにおける文頭表現法」ということになります。

(資料)英日英語検定 第112回


□have pp(ved) for~years(完了形の「継続」)

□have been v-ing (完了進行形)


英日英語検定(第112回)では、「経験を表す完了形と副詞の役割」を取り上げたので、このシリーズでは、完了形表現に関わる次の段階のテーマの一つである「完了形と完了進行形」の関係を取り上げました。

いずれの表現法も過去から現在までの「継続」(ずっと~している)を表す表現法であり、表現法が異なれども意味は同じだということです。

では、なぜ2つの表現法があるのかということになりますが、それは過去分詞である動詞の原形そのものが「継続」の意味を含有しているか、それとも含有していないかによって区別されているのです。

含有している動詞を「状態動詞」と呼び、例えばlive、love、know、have、like、be、keep、belong、rememberなどであり、そして含有していない動詞、これがほとんどの動詞ですが「動作動詞」と呼び、例えばstudy、run、work、do、write、read・・・・・など状態動詞以外のすべての動詞です。

従って、「継続」の意味を表すために「完了形の表現法」を用いる場合であっても、「進行形」の表現法(be + v-ing)の場合は必ず「動作動詞」を使用しなければなりません。ということは、反対に「状態動詞」を用いて「進行形」の表現法(be + v-ing)を表すことはできないということです。

上記したように、「状態動詞」は数量的に限定的であるために、ある程度まとめて理解することができます。それは、「存在、所有、感情、状態、知識」に関わる動詞ということです。

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