応募締切:応募終了 優秀者発表:2024年5月10日(金) 過去問レビューの一覧へ
現在、人口減少や過疎化による相続放棄という一つの現象が浮き彫りになってきています。この現象は都会でも見ることができるのですが、田舎の顕著な特徴です。
若者が都会に出てしまい、老人だけが取り残されることによって生じる現象です。老人が一生かけて田畑や山林をまもり、家を立派に改築しても、子供がそれらを継がなければ、すべて固定資産税だけが遺り、家の固定資産税だけでも免れようとすれば、高額の解体費がかかり、おまけに宅地が更地として税額が上昇するという泥沼状態に追い込まれてしまうのです。
それを逃れたければ、相続放棄しかなく、結果として両親の一生は一体何のためだったのか!!ということになるのです。
田舎の家の改築や新築にはこのような悪のからくりがあることを知っておかねばなりませんね。
共同通信 2024年4月9日 | |
見出し | 相続放棄、過去最多26万件 |
---|---|
本文 | 司法統計によると、不動産や借金などプラス、マイナスどちらの遺産も受け継がない「相続放棄」が年々増え、2022年は全国の家庭裁判所で過去最多の26万497件が受理された。 人口減少や過疎化が進む中、専門家は空き家となった実家を手放したり、縁遠い親族の財産を受け取らなかったりする例が目立つと指摘。放置された家屋や土地への対策が課題で、行政が適切に管理できるよう制度設計を求める声がある。 |
模範解答・講評などがご覧いただけます。(一部有料)
※直近の過去問をご覧いただけます。解説付きのレビューはこちらからご購入いただけます。
※総評等のコメントは当時の内容をそのまま掲載しております。予めご了承ください。