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abema 2026年6月7日
見出し

「受験のために校則守る」子どもの主体性奪うリスクを慶大教授が指摘

本文 受験という仕組みがないと、『校則を守らない』『欠席する』といった主体性のない子になってしまうという点がある。教育経済学の研究でも、主体性を奪うような教育プログラムは、長い将来でみたときにその成果に悪影響を与えるということを示している研究がたくさんある。

従って、子どもたちを評価するときは、学力テスト一本や非認知能力一本で測るのではなく、多面的に測らなければならない。

生徒たちの望ましい態度を育もうと作られた仕組みが、彼らの主体性を奪う方向になってしまうと良くない。どういう評価のあり方がフェアかについては、もう少し継続して議論が必要だと感じる。

総評

出題者から皆様へ

今回の課題は、受験制度と子どもの主体性の関係に着目し、教育評価のあり方について問題提起を行っている点が印象的です。教育経済学の研究を踏まえ、「主体性を損なう教育が長期的に悪影響を及ぼす」という視点を取り入れているため、議論に一定の説得力があります。

また、学力テストや非認知能力といった一つの指標だけで評価することの限界を指摘し、多面的に子どもを評価する必要性を示している点も納得できる内容です。現状の教育評価の課題を、バランスよく捉えていると言えるでしょう。

一方で、「受験がないと主体性が失われる可能性がある」という主張については、もう少し説明があると理解しやすくなります。例えば、受験以外の動機づけの方法や、学校ごとの取り組みなどにも触れると、議論により深みが出ると感じます。

全体としては、「望ましい態度を育てる仕組み」と「主体性を守ること」の間にある難しさをうまく示しており、今後の教育のあり方を考えるうえで参考になると言えます。


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