総評
出題者から皆様へ
今回の課題で感じるのは、日本のジェンダー平等の進展が依然として非常に遅いという現実です。2025年の世界経済フォーラム(WEF)「ジェンダーギャップ指数」でも日本は148カ国中118位と、G7の中で最下位にとどまっています。
特に政治分野での女性の参画が著しく低いことが、順位低迷の大きな要因です。閣僚に占める女性の割合が前年の25%から10%に減少したことで、政治分野のスコアも大きく後退しました。経済分野では女性の労働参加や管理職登用で若干の進展が見られるものの、依然として他の先進国に大きく遅れをとっています。
一方で、世界全体では男女格差の解消がゆっくりながら進んでおり、2025年の時点で68.8%の格差が解消されたとされていますが、完全な平等にはまだ123年かかる見込みです。これは、社会構造や制度、意識改革が一朝一夕に進まない難しさを物語っています。
日本がG7の中で唯一100位以内に入れない現状は、国際的にも非常に厳しい評価と言えます。教育や健康分野では一定の平等が実現しているものの、政治と経済の分野での遅れが全体の順位に大きく影響しています。
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