日英翻訳コンテスト

共同通信 12/6(火)
見出し

学術会議、会員選考に第三者関与 

本文 日本学術会議の組織形態見直しを巡り、後藤茂之経済再生担当相は6日の閣議後会見で、政府から独立した法人格とはせず「国の特別の機関」である現在の形態は維持するが、会員選考に第三者を関与させることなどを盛り込んだ政府方針を発表した。

政府方針は、会員は会議の推薦に基づき首相が任命するが、会員以外による推薦など第三者の参画で「高い透明性の下で厳格な選考プロセスが運用されるよう改革を進める」とした。

総評

出題者から皆様へ

「日本学術会議」はわたしたち日本国民にとって、どのような意味があるのでしょうか。おそらくほとんどの人にとっては、以前「首相がその任命を拒否する」という報道されるまで、その存在すら知らなかったのではないでしょうか。そのような意味
では、「透明性」があるのかもしれませんね。

「透明性」とは、通常の意味では、「ガラスの箱」のように、対象物の中身が透けて見えている状態を指します。

情報における「透明性」とは、企業の情報が公開され、誰でもアクセスできることが求められることです。情報にアクセスできると、特に従業員は組織の判断がどのような根拠に基づいているのかを知ることができ、納得感を得られます。一方、情報にアクセスできなければ、組織への信頼感が低下することもあると思います。インターネットやSNSが発達し、意図せずとも情報が流れ出てしまう時代だからこそ、透明性があることは自浄作用を高め、社会的信用にもつながっていきます。

課題のあるような「透明性」は、

制度の運営や組織の活動状況が、第三者にはっきりとわかるようになっていること。また、その度合いのことだと言えます。例えば、「政治資金の透明性を確保する」というふうに使われます。

任命のプロセスが不透明なのは日本組織の典型的な特徴ですが、課題にあるような「高い透明性」は、どのように英訳すればいいでしょう。ぜひ考えてみてください。



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今回の解説は、

政府方針は、会員は会議の推薦に基づき首相が任命するが、会員以外による推薦など第三者の参画で「高い透明性の下で厳格な選考プロセスが運用されるよう改革を進める」とした。
  
についてです。

講評・解説・模範訳例ページを参照してください。


自習用課題

引き続き「英訳のヒント」として、講評ページに以下のような自習用課題を掲載します。
課題として取り上げている和文の内容は、わたしたちがすでに知識として把握していることですが、
改めて和文原稿を理解していってください。
みなさんのご感想を「お便りコーナー」から教えてください。
今後の参考にさせていただきます。
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尚、この課題についての訳例提示や添削はありませんので、ご了承ください。

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