日英翻訳コンテスト

日本農業新聞 2022年7月7日(木)
見出し

鶏用飼料の半分を米に 全農が特許取得

本文 JA・全農は、採卵鶏向けの配合飼料の半分を飼料用米に置き換えられる技術を開発し、特許を取得した。水田の維持や飼料自給率の向上につながると期待される。価格は通常の配合飼料より割高だが、国産飼料用米の利用などで鶏卵の付加価値が高められる。

採卵鶏向けの配合飼料は、輸入トウモロコシなどの穀類が半分を占める。全農は、この穀類の全て(50%分)について米に置き換える技術の特許を2020年7月に出願し、今年5月に取得した。

総評

出題者から皆様へ

JAは今や、農業だけではなく、金融をはじめとする多くの事業を展開しています。
そのような堅固な経営基盤があるからこそ、今回のような技術開発が実現できたともいえます。

コロナ禍やウクライナ関連で、日本の食料事情がいかに外国に依存しているか、
明らかになりました。だからこそ、人間の食糧だけではなく家畜の飼料についても輸入に頼らない地産地消の循環型農業は、日本の食糧安保に繋がる重要な取り組みであると言えます。

特にトウモロコシを米に替える方法は、コメ余りで赤字経営の日本の農業生産者にとっても朗報です。ぜひ、さらなる具体的な事業展開を実現してほしいですね。


今回の解説は、

「採卵鶏向けの配合飼料は、輸入トウモロコシなどの穀類が半分を占める。」
  
についてです。

講評・解説・模範訳例ページを参照してください。


自習用課題

引き続き「英訳のヒント」として、講評ページに以下のような自習用課題を掲載します。
課題として取り上げている和文の内容は、わたしたちがすでに知識として把握していることですが、
改めて和文原稿を理解していってください。
みなさんのご感想を「お便りコーナー」から教えてください。
今後の参考にさせていただきます。
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尚、この課題についての訳例提示や添削はありませんので、ご了承ください。

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□新講座の設置を予定しています。

  ・講座名:「いつか英語でGood Job !」
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   (応募せずに「重要ページ(解説・でんしゃ理論・訳例など)」が閲覧できる)
  ・案内書up:9月16日(金)⇒ http://tinyurl.com/u25mhykt

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