英日翻訳コンテスト

総評

出題者から皆様へ

翻訳学習について:

前回は「AI翻訳」について取り上げましたが、今回は当講座の「利用の仕方」について少し触れておこうと思います。

私は長年にわたって、翻訳業務のほかに大学の受験英語で生徒に直接指導をするだけではなく、間接的に通信教育にも関わり、さらに翻訳学校や新聞社との提携で一般社会人のために英語の翻訳指導をしてきました。それ以外にも、すでにお話ししたように、NTT研究所(株)と音声翻訳ソフトの開発にも従事しましたけれども・・・。

その中で共通して思うことは、日本人は言語を扱う場合「なぜ言語の構造に注目しないのだろうか?」という疑問です。

文字言語を扱う場合は、当然のことながら単語や語句の意味の前に、そもそも英語の表現法を構造的側面から正確に理解しないと、仮に単語や語句の部分的意味を知ったとしても、文章全体の意味を正確に掴むことはできません。

例えば、特定の社会の実態を正確に把握するために、その構成員である市民の日常生活を観察することは確かに必要ではあるけれども、その市民生活を取り巻く「社会制度」を知らないと、その社会全体の実態はつかめません。

英語の学習もそれと同じで、意味論の前に構造論がある、あるいは意味論と同時に構造論があるということです。文字翻訳は音声翻訳とは異なって、一言一句の正確な言語変換の作業であり、そのためには高度な科学的知識が伴います。

従って、言語変換の根拠となる法則が必要になるのです。同じ原文を、時と場所によって異なる変換を行うことはできません。ですから、そこには変換法則のための数式や化学式のような「一定の法則」が必要になるのです。

この講座で、その基本的な「構造式」を示しながら指導しているのは、その理由からです。ですから、これまで積み上げてきた「構造式」(過去データ)が大切な教材なのです。

外国語における文字言語の学習法を、この機会に見直してほしいと思います。

    ---------------------

新講座のご案内

----------------------

□「音声解説付き」講座のリニューアル

  ⇒ http://tinyurl.com/u25mhykt

  聴講生の方々の高評価が力になり、大いに感謝しています。
  なお、第35話から公開している「音声解説」(無料)について今後「第52話(12月30
  日公開)」から過去データの管理を順次アーカイブ形式に移しますのでご了承くださ
  い。

  詳細は、下記学園本部へメールでお尋ねください。

----------------------------

 (有)斉木学園本部

〒754-0603 山口県美祢市秋芳町別府3684番地
Tel. 0837-64-0222
E-mail:info@saikigakuen.com

Copyright(C) Saikigakuen Co., Ltd.