日英英語検定

毎日新聞 2020年12/24
見出し

前夜祭補塡の原資「手持ち資金から」 安倍前首相、議員辞職を否定

本文 安倍晋三前首相(66)は24日、後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡る政治資金規正法違反事件で不起訴処分となり、次のように述べた。

前夜祭の費用を安倍氏側が補塡(ほてん)した原資について、「私のいわば貯金から下ろしたもの、手持ち資金の中から支出した」と説明し、そして自らの責任については、「政治責任は極めて重い」と述べる一方で、議員辞職については否定した。

総評

出題者から皆様へ

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、年明け早々「またか」というような話題から始まりました。
どの国でもどの時代でも同じ、と分かってはいても憤りを感じずにはいられません。

さて、今回は「不起訴」という言葉を取り上げたいと思います。
起訴される、という場合は、procecuted, charged, suedなどの言葉が用いられますが、逆に不起訴の場合は、それらを否定形として用いるよりも、the case was dropped. というようにdropが一般的に用いられます。

prosecuted, charged, suedなどは非常に硬く重い表現なので不起訴の場合はその重さを引きずらないようにdropという軽い表現を用いるのかもしれませんね。

時事英語に触れていると裁判用語に出会う機会が多くなると思います。
色々な英語に触れることで様々なジャンルの言葉に触れるようにしていきましょう。

では今年も一緒に頑張っていきましょう。

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