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朝日新聞デジタル 2020年9月24日
見出し

ジュリエット・グレコさん死去 仏シャンソンの大御所

本文 「枯葉」や「パリの空の下」などを歌ったジュリエット・グレコさんが23日、仏南東部の自宅で死去した。93歳だった。

1927年、仏南部モンペリエで生まれ、第2次世界大戦中対独レジスタンスの活動家だった母親が強制収容所に送られ、自身も警察に一時拘束された。

詩人ジャック・プレヴェールの作詞した「私は私」などを歌い、一貫して自由を愛した。

総評

出題者から皆様へ

今回のニュースを見て初めてジュリエット・グレコさんの歌声を聞きました。
彼女自身の強さがにじみ出ているような力強い声だと思いました。


さて、今回はフランス語の歌の題名がたくさん出てきましたが、フランス語の題名の場合、英語での注釈は必要でしょうか。
世界的に有名になった歌などは各国の言語で決まったタイトルがつけられていますので、それがわかれば()で注釈をつけるのが一般的です。
決まったタイトルがわからない場合は注釈を省いても問題ありません。

また、死去についてですが、日本語で誰かが「死んだ」と直接的な表現をすると失礼に当たるように、英語でもdieを直接的に用いると失礼に当たるため、passed away などを用いるのが一般的です。
ただし、新聞やメディアにおいては、読者の目を引くためにdieを用いて表現するほうが一般的となっています。

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