日英英語検定

木村正人 | 在英国際ジャーナリスト 2018/11/20
見出し

日産カルロス・ゴーンの50億円報酬隠しに仏労働者も激怒 私腹肥やす「コストキラー」に同情の余地なし

本文 ゴーン容疑者がCEO兼会長を務めるルノーでは、社員の家族から「従業員の給料が少なくて困っているなか、許せない」という怒りの声が聞かれた。

事件の核心はグローバル化で貧富の格差が広がる中、世界のトップ1%に属するグローバル企業のカリスマ経営者が高額報酬の批判をかわすため、有価証券報告書にウソの記載をしていたことだ。

総評

出題者から皆様へ

人間というものは欲深い生き物ではありますが、欲はいくら頂点に上り詰めても絶えることがないということでしょうか。
欲に支配されて自分を見失うことがないようにしたいものです。

今回の件で、個人的には国際的な政治問題に発展するのかと心配していましたが、その心配はなさそうで、かえってそれが、ゴーン氏の行いを裏付けているのかなと感じずにいられません。

今回は二段落目が非常に長い文となっており、すっきりとまとまった文にするのに苦戦された方も多かったのではないでしょうか。
大事なのは主語と述語を見失わないこと。そして英文を作った後は、必ずその英文を読んで意味が通っているか確認してみましょう。
英文を読んで確認することで、新たに見えることがあるはずです。

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