英日翻訳コンテスト

The Japan Times May.20,2006
見出し

Opus Dei revels in chance to explain itself

本文 The intense promotion for the film“The Da Vinci Code”which opens Saturday is casting attention on a quiet corner of Japan's religious community.

総評

出題者から皆様へ

 前回の応募総数は、26通でした。このうち、Eメールが22通、はがきが2通、ファックス2通でした。 極 端に少なくなったのは、なぜなのかな?ヘッドラインの「書き方」が、難解だったことによるのか、それともヘッドラインの「話題」について行けなかったのか、それともその両方なのか。ただ、応募された作品は、最優秀作品は出なかったものの、確率的には良質のものが目立ちました。ということは、英文構造の分析がしっかりした作品が多かったということになります。「実社会の中での仕事に、現実に役立つ」というレベルでの、英文翻訳の需要が強まっており、そこで次の2点に注意してもらいたいと思います。一つは翻訳の「正確さ」(科学性のない学校文法では困難である。)で、もう一つは翻訳の「迅速さ」(英文と日本文のspeedyな互換性)です。この二つの要求に、いかに応えるかが、その人の語学力の基準となります。さて、前回の解説を少ししておきましょう。to explain〜のtoは、chanceにかかっており、従って、in chanceは、挿入語句として働いているのではなく、動詞のrevelsにかかり、副詞句として働いていることになります。

Copyright(C) Saikigakuen Co., Ltd.