日英翻訳コンテスト

2017年11/9(木) 西日本新聞
見出し

全国でUターン者のトラブル多く 「村八分」で弁護士会が是正勧告も 感覚のギャップに起因

本文 大分県弁護士会は、同県山間部の集落で母親の介護のためUターンした男性(68)が自治区への加入を認められず、行政広報誌の配布や行事の連絡も拒絶されるなど「村八分」のような扱いをされているとして、集落自治区に是正を勧告した。同会は「農村に残る明らかな村八分。男性に法的落ち度はなく人権侵害に当たる」としている。

勧告書によると、男性は2009年6月に兵庫県から出身地の集落に戻った。介護していた母親は2011年12月に死去した。男性は営農を始めたが、農地や水路整備のために国から交付される補助金の分配に疑問を抱いて市役所に問い合わせるなどし、集落内で2013年3月ごろからトラブルになった。

総評

出題者から皆様へ

私自身は、親が海外転勤族であったため、小・中学校でも3か国の4校を渡り歩き、どこでも初めは排除されながらいつの間にか馴染み、そういうものだと思っていました。

成人してからは都会暮らしが続き、地方のほうが人情味があって温かいというイメージでしたが、それには“仲間内では”という条件がつくのでしょうか。

読んで理解する分には決して難解な課題ではなかったようです。
出だしと結び、そしてその間の経緯を意識して訳出したいピースです。

Copyright(C) Saikigakuen Co., Ltd.