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時事通信 8月8日
見出し

「ご心労の大きさ痛感」=風岡長官が記者会見―お気持ち公表、昨年から検討

本文 天皇陛下がビデオメッセージを通じてお気持ちを表明されたことを受け、宮内庁の風岡典之長官は8日午後に同庁で記者会見し、「象徴の地位と日々のお務めの重みを改めて感じ、陛下のご心労の大きさを痛感した。お気持ちが広く国民に理解されることを願っている」と述べた。

風岡長官によると、陛下は年齢が80歳に近づいた5、6年ほど前から、加齢の影響で十分活動を果たせなくなることを懸念。活動が困難になった場合の象徴の務めについてどう考えるべきか、宮内庁長官や侍従長、参与に相談してきたという。お気持ち表明の意向は昨年から強まり、同庁はこの時期の公表を目指して検討を進めてきた。・・・

お気持ち表明を受けた宮内庁の対応については、「公務の縮小は直ちに考えていないが、今後何をすべきか改めて真剣に考える必要がある」と説明。皇太子さまと秋篠宮さまの受け止めについて問われると、「両殿下とも陛下と直接お話をされているので、お気持ちは十分理解されている」と語った。 

総評

出題者から皆様へ

私は天皇陛下を大変尊敬申し上げております。
天皇制という意味ではなく、陛下のお人柄についてです。

80代になられてもほぼ毎日ご公務にお出かけにる。
お疲れでしょうに、それよりもご公務が滞ることをご心配される。

いかほどのご熟慮の上でのビデオ・メッセージであったか、
同じ日本人として、考えながら状況を伝えたいピースです。

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