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毎日新聞 2015年10月08日
見出し

ノーベル賞

本文 ノーベル医学生理学賞に北里大特別栄誉教授の大村智さん(80)、物理学賞に東京大宇宙線研究所長の梶田隆章さん(56)が決まり、ゆかりのある県内関係者の間に祝福の声が広がっている。

美術に造詣が深い大村さんは、明治期の洋画家・青木繁の代表作「海の幸」誕生の舞台となった小谷家住宅(館山市布良)の保存に尽力し、NPO法人青木繁「海の幸」会の理事長を務めている。

一方、梶田さんが所長を務める東大宇宙線研究所(柏市)の大学院生、稲田智大さん(23)は「4月の歓迎会では新入生にも気さくに声を掛けてくれた。受賞を機に、基礎研究への世間の理解が進み、国の研究費なども増えたらうれしい」と期待した。

総評

出題者から皆様へ

途上国の数多くの子供たちが、日本人の開発した薬で命を守られているとは知りませんでした。謙遜を美徳としてあまり声高に国への誇りを口にしない国民性ですが、日本人であることを誇りにしてよいのだと思いました。

一方、申し訳ないことに、「素粒子に質量がある」と言われても、私の頭ではそのすごさが理解できないのですが、、、

さて、今回の文章では、受賞の事実ももちろん大切ですが、受賞者の人間性にも触れています。事実は事実として、そして後半はちょっと行間に温もりをこめて、訳し出したい文章だと感じました。

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