日英翻訳コンテスト

朝日新聞 7月27日(日)
見出し

辺野古の海は新種の宝庫 埋め立てで生態系損なう恐れ

本文 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として、国が埋め立てを予定する同県名護市辺野古周辺の大浦湾で、新種の生物発見が相次いでいる。

2007年以降、論文発表された新種は10種、国内で初めて見つかったのは6種を数え、一帯は国内有数の生物の宝庫だ。埋め立てられると、豊かな生態系が大きく損 なわれる恐れがある。

総評

出題者から皆様へ

長らく停滞していた普天間移転先問題がようやく進展を見せ始めたかのようですが、本当にこれでよいのかと考えると、先はまだ長そうです。諫早湾のことも思い出します。生態系の頂点にいる私たち人間がどこまで干渉してよいのか――近年多発している異常気象現象を通じて、地球が何かを語りかけているかのように思えてなりません。

さて、前置きが長くなりましたが、そのようなことを念頭に、この文章では一番何が言いたいのか、どこに焦点を当てて強調するべきか、そのためにはどのような語順が適切か、また全体の骨組みはどうかなど、頭の中で整理しながら訳していきたいものです。

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