総評
出題者から皆様へ
あけましておめでとうございます。年始早々に、東京で大学浪人生が妹を殺害するという事件が起き、2007年も昨年の延長線上にあることを思い知らされ、どきっとしました。日本人を取り巻く環境の変化が成長期にある若者を中心として、きっと大きく影響しているのではないかと思います。しかし、私は今年も頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します。前回の応募総数は42通でした。そのうちEメールが35通、はがきが3通、ファックスが4通でした。どの作品も激戦で、「甲乙つけがたし」といったところでした。その中でも、特に採点に迷ったのは、「松坂、国民的英雄から世界的スターへ」という作品です。およそ15名の方からいただいた作品です。簡にして要を得ているではないか、と思われるのも無理はないほどの出来栄えなのです。しかし、このヘッドラインには、follow〜path〜toという表現が用いられているのです(詳しくは、プレミアム会員の専用ページをご覧下さい)。つまり、単に「〜から〜へ」とは表現されていないのです。欧米人の考え方の手順が見えてきます。
それでは、次回まで。