知事「現場分かってない」…「屋内避難」に反発
毎日新聞2016年4月15日

政府が熊本地震を受けて15日に「全避難者の屋内避難」の方針を打ち出したことに対し、熊本県の蒲島郁夫知事が「現場の気持ちが分かっていない」と反発した。熊本県庁であった松本文明副内閣相との会談で述べた。

地震が発生した14日夜に益城町や熊本市の中心部で屋外避難をする人が目立ったことを受け、政府は屋内に避難させるよう自治体に求める方針を決めた。

松本副内閣相によると、「河野(太郎)防災担当相に『今日中に青空避難所というのは解消してくれ』と強く言われて参った」と力説したところ、知事は「避難所が足りなくてみなさんがあそこに出たわけではない。余震が怖くて部屋の中にいられないから出たんだ。現場の気持ちが分かっていない」と不快感を示したという。

—————  私  見  —————-

「被災者は屋内退避せよ」という発言にとどまらず、「今日中に70万食を被災地に届ける」とか、「被災者の命を絶対に守れ」とか、「消費税はリーマン・ショック級、大震災級の事態にならないかぎり予定通り来年4月に実行する」など・・・。

思うに、屋内避難した多くの被災者が家屋の倒壊によって圧死している現実を何と見るのか。70万食をどうやって準備しどうやって被災地へ運びどうやってすべての被災者に届けるというのか、それを毎日永遠に続けるのか。

被災者の命を守れと言っておきながら活断層の上にあれほど国民的な反対を無視して原発を作る、稼働するとは一体どういう了見か。

福島原発事故から一体何を学んだというのか。福島の被災者の命を何と思っているのか。熊本震災をなぜ大震災級ではないというのか、激甚災害に指定しておきながら・・・。

私はいつぞやのブログの中で「安倍政権はまるで高校の生徒会のノリで政治をしている」という趣旨のことを述べたことがあります。政治というものは、「国家100年の計」を踏まえて国民の意志に支えられながら慎重に行わねばなりません。ですから、政治家には国民の納得する政治哲学がなければなりませんし、そのためには過去の歴史に対する痛烈な反省が絶対的に必要不可欠なものとなります。

しかし、自分一人の知識や判断力には限りがあるため、国民の意思をしっかりと受け止め、過去及び現代の学問知識に対して真摯に耳を傾けることが為政者たる人が当然取らねばならない最低限の政治姿勢です。

しかしながら、安倍政権には残念ながらそれができないのです。

己の抱く訳のわからない神国思想を振りかざし、安倍独裁政権をつくり上げるために国民の一票が喉から手が出るほどほしいのでしょう。アベノミクスも三本目の矢が放たれないうちに今や日本経済と同様に風前の灯状態になっています。

このような日本の現状に苦しむ国民に向かって威勢のよい発言を繰り返し、惑わし、結果として国民も国家も政治にせよ経済にせよ、そして国民の生活の場である国土までが今や容易ならざる事態になってきたのです。

私は浅知恵の安倍独裁を絶対に認めません。

でんしゃ理論149 ~ evidence that S + V(同格の「接続詞」thatの用法)より

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